3級FP技能検定試験~合格への道~
キーワンの3級FP技能検定試験のまとめを報告します。
特に金融関係の知識がないが、問題なく合格しましたので、
その時の学習方法を参考にして頂ければと思います。
<合格証書>
1.はじめに
今回の受験のきっかけは本当に趣味のようなもので、
日々の生活における、お金に関する生活の知恵になればと思い受験しました。
結果的にはこれまでの資格の中で一番実生活に役立つものとなりました。
<例>
・配偶者控除の仕組み
・医療費控除の仕組みなど
制度があるということを覚えるだけで、実際は必要な時に調べるので、
細かい数字等は覚えていなくても十分に有用性のある資格です。
<試験実施機関>
FP技能検定試験は以下の2つがあります。(試験実施機関が2つある試験は珍しい)
・日本FP協会
・金融財政事情研究会
試験内容としては、学科は同じで実技試験が異なります。
◆日本FP協会◆
資産設計提案業務
◆金融財政事情研究会◆
個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
個人的には「日本FP協会」主催の試験を受ける方が無難です。
理由
①参考書は「日本FP協会」主催を基本として作成されている本が多いです。
②どちらの試験で合格しても、試験の優劣に差はない
<出題形式・合格基準>
等級 | 試験種類 | 出題形式 | 問題数 | 制限時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|---|---|
3級 | 学科 | 筆記(マークシート形式) | 60問 | 120分 | 36点以上(60点満点) |
実技 | 筆記(マークシート形式) | 20問 | 60分 | 60点以上(100点満点) |
最初これを見た時に、実技って何??誰かに説明するの??って思いましたが、実態は実例に沿った試験という意味で、
結局は学科試験と変わりません。個人的には実技試験は計算問題なので、学科と違い暗記量が減るので点数が高かったです。
学科が午前・実技を午後に実施する流れになっております。
<その他>
受験者は社会人・主婦層・学生と非常に多岐に渡るので、金融の専門家達が集う試験ではありません。
参考書をきっちり勉強すればだれでも受かりますよ。。
2.合格率
詳細は日本FP協会のHPを確認してほしいが、大体60%~70%の間です。
3.学習期間
・約1.0ヵ月
【内訳】
参考書を読破:0.5ヵ月
問題を解くの繰り返し:0.5ヵ月
4.参考書
使用した参考書は以下の1つです。それ以外は使用していません。この一冊で十分です。
注):最新版のリンクにしております
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 (みんなが欲しかった! シリーズ)
あと、問題に関しては以下のホームページが参考になりました。問題集の代わりに十分使用出来ます。
5.試験毎の所感
5-1.午前(学科)
受験期間が短かったのと、圧倒的に学習時間が足りていないので厳しいと思いましたが、
結果的には40点で合格でした。60点満点の36点以上が合格範囲なので結構ギリギリです。
用語に関しては覚える必要があるなと思い知らされました。
3級FPは簡単と言われておりますが、参考書を一通り学習することは必須です。
無勉強での合格は、よほどの天才か普段から知識がある人でないと無理だと思って下さい。
5-2.午後(実技)
この試験は少し計算すれば解ける問題が多かったので非常に簡単との印象でした。
結果的には95点で合格でした。100点満点の60点以上が合格範囲なので余裕と言えましょう。
6.試験当日
午前問題で意外と焦った印象があります。昼食後に午後試験を行うが時間が結構空くので、時間をつぶすのに疲れました。
午前試験で無理な可能性があると感じたので、実際帰ろうかなと思ったくらいです。(笑)
あと、計算問題がありますが、簿記試験みたいに難しくはないので、算数嫌いな人も敬遠する必要はないですよ。
7.最後に
知識のない私でも合格出来たので、真面目に勉強する気があれば合格出来ると思います。
また、有用性が非常にあるので 資格マニアの人には必見です。
2級に関してはまた暇になれば受けます。
参考になれば幸いです。それでは。